ふるさと納税の納税額をアップするために

探究活動のテーマは何ですか?
ふるさと納税というテーマで、納税額アップに向けた提言を行いました。先輩から引き継いだテーマをもとに、自分たちは何に注目するかを相談した結果、自治体ごとの取り組みや納税額ついて調べてみようということになりました。
どのように活動を進めましたか?
最初は自分たちの高校がある瀬戸内市の納税額や返礼品などを調べました。調べていくうちに岡山県では吉備中央町が納税額1位ということを知り、その理由は何なのかと疑問に思いました。そこで、納税額1位の吉備中央町と、学校の所在地である瀬戸内市、メンバーのなかに出身者の多い備前市に着目して、それぞれの納税額アップに向けた取り組みなどを調べていきました。
どうやって情報を集めましたか?
最初はインターネットで基本的な情報を集めました。その後、吉備中央町と備前市のふるさと納税を担当している課を訪問して、担当の職員の方から直接話を聞きました。担当者に直接話を聞くことで、インターネットで調べるだけではわからない情報も得ることができたと思います。ほかには、インスタグラムなどで瀬戸内市のふるさと納税のPR活動をしている企業の方にも学校にお越しいただいて、直接話を聞くことができました。


活動を振り返ってよかったと思う点は?
市役所の担当者の方に直接話を聞けたことです。いろんな気づきを得ることができました。また、みんなで議論する時間も楽しかったなと思います。みんなが思いついたことや意見をすぐ全員に共有して、それに対する意見を出し合って、たくさん議論できたので充実感がありました。
探究活動を進めていくポイントは?
ある程度の方向性が決まったら、細かく計画を立てることが大切だと思います。探究の時間は週に1回だけなので、始まってから最終発表までの間、いつまでに何をしなければいけないかを考えて計画しておくといいと思います。また、自分たちが調べて学んだことや気づいたことを最後の発表で伝えきれないのはもったいないので、相手に伝わるプレゼンの仕方を考えることも大切で、資料の作り方はもちろん、発声練習をすることも、実は大切なことなんじゃないかと思いました。
