地域の人に、
アートで「心に残る体験」を
届けたい

全国規模の展覧会を岡山でも開催。
地域で過ごす思い出が、誰かの宝物になることを願って。

錦織 みなみ

KSBマーケティング・セールス
岡山本社営業ユニット

2024年新卒入社

錦織 みなみ

出身地:岡山県

大橋 諒子

KSBマーケティング・セールス
岡山本社営業ユニット

2016年中途入社

大橋 諒子

出身地:岡山県

川西 皐

キャストKSBパートナーズ
営業部

2018年中途入社

川西 皐

出身地:香川県

掲載日:2026年9月30日
(記載内容は掲載時点の情報です)

2026年7月18日(土)~8月30日(日)、岡山県の岡山シティミュージアムで「Mozuミニチュア展 ようこそ、ちいさな世界へ。」を開催しました。
岡山初上陸となるこちらのイベントは、リアリティがあるミニチュアで話題のクリエイター“Mozu”氏の展覧会です。現実と空想が重なるふしぎな世界をミニチュアで精巧に再現し、こびとが住んでいるかのような心温まる作品を数多く展示しました。
この企画を通じて地域に届けたかった想いについて、中心となる3人のメンバーに話を聞きました。

「岡山で実現させたい」 5年前の出会いから始まった熱意

今回の「Mozuミニチュア展 ようこそ、ちいさな世界へ。」を岡山で開催することになったきっかけを教えてください。

大橋私がこの展覧会を知ったのは、約5年前にさかのぼります。テレビ朝日系列の放送局でイベント事業を担当する人たちが集まる情報交換会で、「こんな展覧会を主催しました」ととある放送局から聞いたのがきっかけでした。
他エリアでの評判や開催実績なども知り、「岡山・香川の人たちにも届けることはできないだろうか」と具体的に行動に移し始めました。実際に広島で開催されていた展覧会に足を運び、直接作品を見たときに「絶対にこの地域でも実現させたい」という気持ちがさらに強くなりました。会場となる岡山シティミュージアムさんとKSBは約12年ぶりの共催になるのですが、ぜひ一緒にやりたいとご提案させていただき、2026年の夏に実現することができました。

地域に「心に残る体験」を届けるために、一丸となって取り組む

この展覧会を開催するにあたって、チーム内での役割分担はどのように構成されていたのでしょうか。

大橋私が起案者として、プロデューサーの立場で関わりました。ただ、これだけの規模のイベントになると業務量も多く、関係者も多岐にわたるので、錦織さんをはじめ他のメンバーやKSBのグループ会社も一丸となって連携しながら進めていきました。

錦織私は現在入社3年目で、この企画に関わり始めたときは、まだ入社して2ヶ月の頃でした。
本当に何も分からない状態から、大橋さんの後ろをついていくような形で関わらせていただきました。会期が約1か月半と長いイベントは初めての経験だったので、どうすればお客様に来ていただけるのか、社内の広報や番組の担当の方と打ち合わせを重ねました。多くの人を巻き込んでいくことの重要性を、大橋さんの動きを見ながら学ばせていただきました。

大橋デザインに関しては、川西さんがもともとアートに関心があると聞いていたので、ぜひお願いしたいと依頼し、チケットやポスターなど紙媒体のデザイン一式を担当してもらいました。

川西今回は全国を巡回している展覧会で、すでにある世界観を岡山バージョンとして作るお仕事でしたので、元のデザインが持つ良さや大事な部分を壊さないことを特に意識しました。そのうえで、お客様が展覧会の中身を詳しく知らない状態でも「行きたい」と思ってもらえるか、必要な情報がきちんと伝わるかを考え、見やすいレイアウトを心掛けました。
私たちだけでは気づけない部分も多く、展覧会の経験が豊富な岡山シティミュージアムの方々から「こういう情報があったほうがいい」といったアドバイスをいただけたことで、より伝わりやすいもの作ることができたと感じています。

お客様からの感動の声が、さらなる力となる

実際に来場されたお客様の反応を見て、いかがでしたか。

大橋会期中は定期的に会場へ顔を出しているのですが、本当にたくさんの方が来てくださり、会場がにぎわっている様子を見るたびに毎回感動しながら帰っています。また、社内のいろいろな部署の人が家族と一緒に来てくれて、「展示見たよ、良かったよ」などと連絡をくれるのもうれしいですね。今まで業務ではあまり関わることがなかった人とのコミュニケーションが生まれる機会にもなったと感じています。

錦織展示会場の最後に、アーティストMozuさんへのメッセージを付箋に書いて貼れるフリースペースがあるのですが、そこが本当に壮観で。大人から子どもまで、「楽しかったです」「勉強になりました」といった感想がイラストとともに小さな付箋にびっしりと書かれているのを見ると、この企画に関わることができて良かったなと心から思います。

川西私は、デザイナーとして作成したチラシやポスターが現場で使われている姿を見てうれしい気持ちになりましたね。また、それを見てお客様が足を運んでくださっているという事実は、作り手としてすごくうれしいことですし、チケットも、最終的にはたくさんの方の手に渡ったかもしれないと思うと、感慨深いですね。

錦織地域の人のもとに、このイベントの楽しさや面白さが届いている実感があると、開催できてよかったなと思いますよね。私の姉が、赤ちゃんと一緒に夫婦で行ってくれたのですが、子育てでなかなか外に出られない中で、この展覧会がお出かけする良いきっかけになったと話してくれました。「子連れで出かけることは大変だけど、この展示では一つひとつじっくりと自分たちのペースで見られておもしろかった」と聞いて、誰かの楽しみや息抜きの時間を提供できたのかなとうれしくなりました。

この経験を糧に、これからも地域の「善いこと」を

この仕事を通して、ご自身の成長や新たな気づきにつながったことはありますか。

大橋普段の私たちの仕事は法人のお客様を相手にすることが多いのですが、こうしたイベントは一般のお客様が直接足を運んでくださいます。お客様が喜んでいる姿をリアルに見ることができたのは、本当に貴重な経験でした。また、何か皆さんに喜んでもらえる機会を作りたいな、次はどんなものがいいかな、と考えるのが今から楽しみです。

川西私はもともと、美術館や展覧会に関わる仕事がしたいという夢があったので、お話をいただいたときは「やっとできる」と、個人的にすごくうれしかったのを覚えています。自分が作ったものを見て人が集まってくれるという体験は、何ものにも代えがたい喜びです。また、普段は香川で仕事をしていて、岡山のメンバーと直接仕事をする機会がほとんどなかったので、この展覧会をきっかけにチームとして一緒にものづくりができたことも、大きな財産になりました。

錦織普段、主に取り組んでいる営業の仕事も、今回のようなイベントの仕事も、「お客様にどうしたら喜んでもらえるか」を考える点では同じだと改めて気づかされました。ある程度仕事に慣れてくると、どうしても型にはまった考え方をしてしまいがちですが、この経験を通じて、常にお客様の目線で考えることの大切さを再認識できたのは大きな学びでした。この経験は、今後の営業の仕事にも必ず生きてくると思っています。

届けたかったのは、日常のなかの「きっかけ」

最後に、この展覧会を通して地域や生活者の方に届けたかったもの、届けることができたと思うものは何ですか。

錦織世間で人気がでて、流行っている展覧会は、なかなか地方まで来ないことが多いですよね。だからこそ、東京や大阪といった都会に行かなくても、「岡山でもこんなに楽しいことがあるんだ」と地域で暮らす人たちに感じていただきたかったんです。特に、地元の大学生や子どもたちが「今日、岡山で過ごして楽しかったな」と思ってくれるような気持ちを届けられたのであれば、うれしいです。

大橋私は、この展覧会が誰かにとっての「思い出」や「何かのきっかけ」になってくれたらいいなと思っています。家族で過ごした夏の楽しい思い出でもいいし、作品を見て「自分も何かチャレンジしてみよう」と思ってくれてもいい。自分が関わった展覧会が、皆さんの人生の何かのきっかけになれていれば、企画側としてこれほどうれしいことはありません。

川西「アート」と聞くと、少しハードルが高いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、この展覧会は誰が見ても「わ、すごいな」と素直に感動できる、とても間口の広いものだと感じています。この展示をきっかけに、もっと気軽にアートに触れてみたいと思ってくれる人が増えたり、岡山の芸術文化に興味を持つ人が増えたり、そんなきっかけ作りの一つを支えられていたらいいなと思います。

この思いを語ってくれた
人が働く会社

地域の人々が
より良く生きるために

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