瀬戸内から日本を元気にする仕事

水災害に強い街を作りたい
地域の安全を技術力で支える仕事

株式会社石垣

プロフィール

諏訪 沙也加

企画推進部
情報システム課


2020年新卒入社

出身地/香川県


諏訪 沙也加さん

笠井 大熙

ポンプ・ジェット事業部
営業本部 四国営業部


2023年新卒入社

出身地/京都府


笠井 大熙さん

谷井 瑞季

ポンプ・ジェット事業部
技術本部 設計部
ポンプ設計課


2025年新卒入社

出身地/香川県


谷井 瑞季さん

「水」に関わるインフラや産業設備などを国内外に展開する石垣。なかでも、雨水を川や海へ排水する雨水排水ポンプは、豪雨災害が激甚化する時代のなかで、人々の安心安全な暮らしを影から支えています。今回は、その中核を担う主力製品「フラッドバスター」に、営業、設計、情報システムという異なる立場から関わる3名の若手社員に、仕事への思いを伺いました。

水災害から街を守る「雨水排水ポンプ」

皆さんは、どのような事業に携わっているのでしょうか。

笠井
笠井

私が所属するポンプ・ジェット事業部では、「人々の安心安全な暮らしを守る防災企業」を目標に掲げています。その中でも主力となっているのが、雨水を川や海へ強制的に排水する「雨水排水ポンプ」です。普段、雨水は水路を通って自然に川や海へ流れていきます。しかし、大雨で河川の水位が上がると、自然には流れなくなってしまう。そこでポンプによる強制排水が必要になります。

谷井
谷井

近年、短時間で甚大な被害をもたらすゲリラ豪雨が増えています。雨水排水ポンプ「フラッドバスター」は、そうした事態に対応するために生まれました。このポンプは、常に水路の水を吸い込み続け、水位を低く保つことができるのが特徴です。あらかじめ水位を下げておくことで、急な大雨が降っても水が溢れるまでの「余裕」が生まれる。この余裕が、人々の暮らしに「安心を作る」ことにつながると考えています。

諏訪
諏訪

私たちがポンプを納品した後は、それを管理する現場の方々の仕事が始まります。これまでは、大雨が降るたびに、一人の担当者が複数のポンプ場を見に行ったり、長年の経験と勘でゲートを閉めるタイミングを判断したりと、人の力に頼っているのが現状でした。そんな現場の課題を解決しようと、フラッドバスターには、石垣が自社開発した「miyoru」という遠隔監視システムが導入されています。

それぞれの部署で、フラッドバスターとどのように関わっているのですか?

笠井
笠井

私は営業として、自治体の方々を訪問し、情報収集を行うことから始まります。浸水で困っている地域があれば、「フラッドバスター」のような製品で課題解決ができますよ、と提案に伺います。提案して終わりではありません。受注が決まった後も、設計部門や施工部門とお客様との「橋渡し」のような役割を担います。お客様の窓口として、納入後まで一貫して関わっていきます。

谷井
谷井

私たち設計部は、営業部門から「こういうポンプを作ってほしい」という依頼を受けて、具体的な設計に落とし込んでいきます。しかし、言われたものを作るだけではありません。例えば、過去の浸水履歴がわかるハザードマップなどを見て、「この地域の特性を考えると、こういう運用方法の方が安全ではないか」といった提案を、私たちから営業部門に投げかけることもあります。

笠井
笠井

設計部から「こうすればもっと良くなる」という専門的な視点での提案が来ることで、私たちも自信を持ってお客様により良い提案ができます。部署間でコミュニケーションを取り合いながら、その地域にとって最適なものは何かを一緒に考えていくことができていると思います。

諏訪
諏訪

私たち情報システム課は、遠隔監視システムの「miyoru」を開発・導入しました。現地に行かなくてもポンプ場の状況をリアルタイムで確認できるようにしており、運用する現場の方々の負担を軽減し、より迅速で安全な管理ができるようにサポートしています。これまでは社内システムの保守が中心だった情報システム課が、製品に直接関わるようになったのは大きな変化でした。

自分たちの作ったものが人々の役に立っている

仕事のやりがいは、どんなところに感じますか?

笠井
笠井

やはり、お客さまとの信頼関係を築けた時にやりがいを感じます。「あなたに来てもらえると安心だ」「この会社じゃないとだめだ」と言っていただけることがあります。誠実な対応を積み重ねることで、人間関係を築いていく。それが営業の仕事の醍醐味だと思います。雨水排水ポンプは普段あまり目立たない存在ですが、もし無ければ私たちの「当たり前の生活」は成り立ちません。その当たり前を守っているんだという実感は、仕事が完了した時に強く感じますね。

谷井
谷井

私も、自分が設計したポンプが、その地域の人々を守っているんだと実感できることが一番のやりがいです。以前、社外に出たときに市民の方から「この前の大雨の時、あそこのポンプが動いてくれたおかげで、この町は救われたんだよ」という話を聞いたことがありました。直接自分が担当したものではなくても、私たちの会社の製品が人々を救っているんだと実感でき、とても嬉しかったです。

諏訪
諏訪

「miyoru」のプロジェクトに携わったことで、情報システム課も会社の一員として製品作りに貢献できるんだ、と社内から頼りにしてもらえるようになりました。また、展示会などでお客様と直接お話しする機会も増えました。そこで「miyoru」に興味を持っていただき、次の打ち合わせにつながったり、会社に問い合わせが来たりすると、「社会に貢献するシステムを作る仕事ができたんだな」と実感でき、もっと頑張りたいという気持ちになります。それまでは社内向けの仕事が多かったので、社外とつながりが持てたことは、私にとって大きな財産です。

笠井
笠井

これまでも、他社さんに監視システムは存在していたのですが「より費用対効果の高いシステムが欲しい」というような声を受けて、「お客様の要望にジャストフィットするものを」という目的で作られたのが「miyoru」なんです。お客様の声を聞いてくれて、対応してくれる部署が社内にあるというのは、営業の立場からしても本当にありがたいなと思います。

自分たちの手でより安心な未来をつくっていく

仕事を通じて、どんな未来を実現したいですか?

谷井
谷井

「現状維持」では、時代の変化に取り残されてしまうかもしれません。雨はこれからさらに強くなると言われていますし、求められることも多様化していくはずです。だからこそ、私たちは現状に満足せず、未来を作っていかなければいけません。今は「フラッドバスター」が主力ですが、それに次ぐ新しい時代の主力製品を、自分の手で開発していきたいです。

諏訪
諏訪

お客様や社内から「こんな機能がほしい」という声をたくさん集めて、「miyoru」をさらにアップグレードさせていきたいです。ハードだけでなく、ソフトの力で現場の方々の負担を減らし、より安全な社会を実現するお手伝いができればと思っています。

笠井
笠井

事業部として「防災企業」という目標を掲げているので、製品を通して、防災という分野にしっかりと寄り添っていける企業になりたいです。

香川の地から、全国の人々の暮らしを守る

この瀬戸内の地から、日本をどのように元気にしていきたいですか。

笠井
笠井

私たちの「フラッドバスター」は、同型のポンプで全国トップシェアをいただいています。この香川の地で作られた製品が、全国の人々の暮らしを守っている。この事実を誇りに、これからも防災意識を高めるきっかけとなるような製品を、この場所から生み出していきたいです。

谷井
谷井

香川県は、比較的災害が少ない地域です。極端な言い方かもしれませんが、私たちの製品や技術を通じて、日本のすべての地域を、この香川県と同じくらい災害に強い場所にできたら、と思います。

諏訪
諏訪

私たちの会社は、常に新しいことにチャレンジする企業だと感じています。この香川の会社から生まれた製品やシステムが、全国のさまざまな場所で使われ、人々の安全につながっていく。そんな未来を、この仕事を通じて実現していきたいと強く思います。

取材日:2026年3月11日

株式会社石垣

株式会社石垣

香川県坂出市江尻町483-16(坂出事務所/坂出工場)
0877-45-2222(総務部 坂出総務課)

製造業

クラブ活動で役職越えた交流
創業当時から受け継ぐ横のつながり

株式会社石垣

社員の交流と成長を支える福利厚生の一環として、さまざまなクラブ活動が活発に行われている株式会社石垣。今回はその中から、役職や世代を超えて音楽を楽しむ「石垣ロック会」のメンバーに集まってもらいました。クラブ活動や社内行事が、どのような社員の「楽しみ」につながっているのか。そして、その活動が日々の仕事にどう生かされているのか。三者三様の視点から、石垣ならではのチーム像を語り合います。

取材日:2026年3月11日

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