瀬戸内をよりよい瀬戸内にする仕事

地域の人々の「日常にときめき」を
編集力で暮らしを豊かにする仕事

株式会社天満屋

プロフィール

M.M.

岡山本店 リビングチーム
(兼) 天満屋創業200周年事業担当
部長


2005年新卒入社

出身地/岡山県


M.M.さん

M.S.

百貨店事業本部 営業企画チーム
(兼)コーポレート本部 総務・法務・広報・秘書管掌
課長


2002年新卒入社
(離職後、2025年ジョブ・リターン入社)

出身地/岡山県


M.S.さん

S.N.

岡山本店 営業サポートチーム
販売計画セクション
広報担当
主任


2021年新卒入社

出身地/岡山県


S.N.さん

K.O.

岡山本店
呉服・時計・宝飾セクション
きものサロン担当
主任


2021年新卒入社

出身地/岡山県


K.O.さん

2025年に百貨店として100周年を迎えた「天満屋」。その歴史を支えてきたのは、いつの時代も「人」の力でした。今回は、売場の運営、販売、企画、広報と、それぞれの持ち場で活躍する4名の社員に集まっていただき、仕事への思いやチームでの連携、そして新たな取り組み「New Concept」について伺いました。

買い物だけではなく、買う時間も楽しんでもらう

はじめに、天満屋がどのような会社なのか教えてください。

M.M.
M.M.

1829年に創業し、2029年には200周年を迎える会社です。もともとは小間物店から始まり、呉服店を経て、1925年に百貨店業に転換しました。岡山に本店を構え、地域に根差した百貨店として、時代のニーズを捉えたモノ・コト・情報をお客様に提供しています。

M.S.
M.S.

私たちの仕事はすべて「優良商品の販売を通じて、地域社会の生活・文化の向上に寄与する」という経営理念に基づいています。また、天満屋グループは連結子会社26社、関係会社も含めると36社あり、百貨店業だけでなく、さまざまな形で地域の皆様の暮らしをより豊かにすることを目指しています。

K.O.
K.O.

私は主に売場で接客をしていますが、その目線から見ると、商品の販売はもちろん、お客様に「お買い物の時間そのもの」も楽しんでいただけるような、付加価値のある提案を、常に意識している会社だと思います。

S.N.
S.N.

若手目線では、良い意味で自由に発言できる、風通しの良い会社だと感じています。上司との距離が近く、若手社員が中心となる催しもたくさんあります。お客様にとっても、ただ買い物をするだけでなく、販売員と気軽に話をしに立ち寄っていただけるような、温かい場所だと思います。

売場と広報の連携で、良い商品をそろえ、伝える

それぞれの担当業務と、仕事で大切にしていることを教えてください。

M.M.
M.M.

私は岡山本店のリビングチームで、売場の運営や管理を担当しています。お客様との大切な接点を担う現場の責任者として、売場作りをはじめ、新しいブランドを導入する計画なども行っています。百貨店だからと期待してご来店くださるお客様に対し、その期待を超えていくことで「さすがだな」と思っていただける。そのために何ができるかを常に考えています。

K.O.
K.O.

私は呉服売場のチームリーダーとして、接客販売をしながら、商品の仕入れやイベントの企画などを担当しています。呉服は特殊な商材で、「この人から買いたい」と思っていただけることがとても重要です。だからこそ、お客様の話を「聞く」ことを一番意識しています。お客様が本当に何を求めているのかを汲み取り、それに合わせたご提案をすることが、お客様のご満足につながり、次回の「この人から買いたい」につながると思っています。

S.N.
S.N.

私は岡山本店の広報担当として、SNSでの情報発信やメディアの皆様との連携を担っています。広報の仕事は、売場のプロである販売員の皆さんが持つ「お客様に届けたい」という強い思いを、お客様に届く言葉へと編集し、SNSやメディアなどのチャネルを通じて届けることだと思っています。私たちの発信が来店につながり、最終的にプロの接客を通じてお客様の生活が豊かになる。そんなつながりを生み出せるよう、日々広報活動に向き合っています。

M.S.
M.S.

私は、営業施策を店舗と共に考える「営業企画」と、社内外へ向けた企業情報の発信をする「企業広報」に携わっています。広報というと社外への発信という印象が強いかもしれませんが、社外への情報発信はもとより、社内に会社の方針を伝え、意識を高めることも広報の大切な仕事のひとつです。私がこの仕事をする上で意識していることは、お客様の期待の一歩先を行く=驚きのある提案をすることです。それは、商品やイベント、サービスや接客、すべてにおいてそうでありたいなと思っています。

お話を聞いていて、売場と広報の連携が、非常に重要な仕事だと感じました。

M.S.
M.S.

売場にはお客様に届けたい魅力や販売スタッフが伝えたいことが日々生まれています。それを、広報が「お客様が何を知りたいのか」という視点に立って翻訳し、お客様に届く言葉に変えていくことを心がけています。

S.N.
S.N.

例えば、今年の浴衣商戦に向けては、Oさんと連携して企画を進めています。ただ単に「浴衣を売っています」と伝えるのではなく、「去年と何が違うか」「どんなイベントができるか」を一緒に考えています。

K.O.
K.O.

広報からの提案をきっかけに、新しいフェアを企画することもあり、売場の活性化にもつながっています。また、売場だけでの発信には限界があるので、広報の方にメディアなどを通じて広く発信してもらえるのはとてもありがたいです。

M.M.
M.M.

どんなに良いものでも「伝わらなかったら、ないのと一緒」なんですよ。良い商品をそろえることと、それを伝えること。この両方が合わさったときに、一番良い成果につながるのだと思います。

原点回帰、そして伝え方を変える挑戦

岡山本店で2026年3月から始まった新しいフェア「New Concept」について、詳しく教えてください。

M.M.
M.M.

一言で言うと「原点回帰」です。商品を仕入れて、お客様にご提案し、お買い上げいただいて、喜んでいただく。この一連の仕事を、改めてきちんとやろうという取り組みです。物産展などをきっかけにご来店いただくお客様が多いのですが、本来の「百貨店でモノを買う楽しさ」に改めて気づいていただき、一人でも多くの方に足を運んでほしいという思いから始まりました。
毎月テーマを設け、そのテーマに沿って全館で商品を品揃えし、お伝えしています。岡山天満屋という雑誌があって、毎月特集が組まれるようなイメージですね。

M.S.
M.S.

これは「伝え方を変える」挑戦でもあります。これまでは「この商品、すごくいいですよ」という商品そのものにフォーカスした伝え方でした。そうではなく、これからはその商品を手に入れることで「お客様の暮らしや気持ちがどう変わるのか」にフォーカスした伝え方を目指しています。年間通じての全体テーマは「365日もっと私を好きに、もっと日常にときめきを」です。お客様が「あ、これ私のことだ」と思ってもらえるようなフェアにしたいんです。

「New Concept」では、皆さんはどのような役割を担っていますか?

M.M.
M.M.

私はこの取り組みのリーダーですが、いわゆる「ついてこい」というタイプではなく、みんなを支える「サーバントリーダーシップ」を意識しています。メンバーはそれぞれの分野のスペシャリストなので、彼らがうまく動けるように環境を整えるのが私の役割です。

M.S.
M.S.

長年続けてきた仕事のやり方や考え方には、どうしても型ができてきます。「お客様にどう伝わるか」という視点から、売場づくりや発信のあり方を見直し、伝え方を磨いていくことが、私の役割だと思っています。ですが、あくまで主役は売場のメンバーです。

K.O.
K.O.

売場の立場からは、毎月の大きなテーマに沿って、お客様の悩みに寄り添った商品を提案します。例えば5月の「VS夏」というテーマに対して、呉服売場からは「汗をかく時期でも自宅で洗える着物」を提案しました。毎月ということで、売場としては大変な部分もありますが、テーマを持って取り組むことで、メンバーの意識も変わり、活性化につながっていると感じます。売場内で「言葉を変えたほうが伝わりやすいよね」といった会話が増えました。

S.N.
S.N.

私は、各売場から出てくるアイデアを束ね、最適な媒体でPRできるよう調整しています。売場の担当者と個別に打合せを重ねて、「実はこんな提案もできる」という隠れた宝物を拾い上げ、お客様に届けるのが役割です。販売員から「こんなオレンジ色どう?」とテーマカラーについて声をかけられた時は嬉しかったですね。

身近でありながら特別な思い出を残せる場所に

最後に、皆さんが仕事を通じて、この地域にどのように貢献していきたいか、お聞かせください。

S.N.
S.N.

私は生まれも育ちも岡山で、子どもの頃、祖母と天満屋に来た思い出がずっと心に残っています。これからも地域の皆様にとって、身近でありながら特別な思い出を残せる場所であり続けられるよう、広報としてその魅力を届け続けたいです。

K.O.
K.O.

私の担当する呉服は、成人式や七五三など、お客様にとって一生に一度の思い出に関わる仕事です。その特別な日の装いを選ぶ時間も含めて、素敵なお手伝いをしたいです。「New Concept」を通じて、今までご縁のなかった新しいお客様にも、その魅力をお届けできたらと思っています。

M.M.
M.M.

私は、百貨店での買い物は「レジャー」のひとつだと思っています。行く前からワクワクして、その場も楽しんで、家に帰った後も「良かったな」と思ってもらえる。そんな価値を提供し続けたいです。天満屋で買い物をしたことで、生活に潤いが出た、前向きになれた。そう思ってくださる方が地域に一人でも増えるよう、これからも気持ち・態度・心を込めて精進してまいります。

M.S.
M.S.

私たちの提供する「優良商品」とは、物だけでなく、情報や新たな発見といった形のないものも含まれます。それらを通じて、お客様の時間を「幸せ色」に染め、その先の未来までもほんのり彩るような、そんな存在でありたいです。

取材日:2026年5月19日

株式会社天満屋

株式会社天満屋

岡山市北区表町2-1-1
086-231-7714 【グループ人事管掌(採用担当)】

百貨店業

会社の未来を経営陣に提言
若手の力を生かすことで芽生える当事者意識

株式会社天満屋

岡山で創業し、地域で長く親しまれている百貨店「天満屋」は、2025年に百貨店業としての100周年を迎えました。その大きな節目を機に、会社の未来を若手社員が自ら考え、経営陣へ提言を行うプロジェクトが行われています。今回は、そのプロジェクトのメンバーである3名の社員に集まっていただき、それぞれの仕事への思いやプロジェクトの舞台裏、そして仲間とともに描く未来について伺いました。

取材日:2026年5月19日

READ MORE