瀬戸内で社員たちを元気にする会社

未来志向の人的資本経営
初の家族参加日や若手の気づきで変わる職場

日本興業株式会社

プロフィール

井上 裕貴

総務人事部


2014年新卒入社

出身地/愛媛県


井上 裕貴さん

清水 美来

経営管理部


2024年新卒入社

出身地/香川県


清水 美来さん

真部 大輝

総務人事部 兼
サステナビリティ推進室


2024年新卒入社

出身地/香川県


真部 大輝さん

1956年の創立以来、「美しく豊かな環境づくりに貢献する」を理念に、コンクリート二次製品(※)メーカーとして社会インフラを支えてきた日本興業株式会社。創立70周年を目前に控え、未来への新たな一歩を踏み出すための取り組みが始まっています。今回は、その企画や運営を担うメンバーに、初の試みとなった「家族参観日」や、若手が生き生きと活躍する社風について伺いました。
※工場で製造され、建設現場に運んで施工されるコンクリート製品のこと

家族の理解促進と、社員同士の交流を

まずは、2025年に初めて開催したという「家族参観日」について、どのような経緯で始まり、どんな内容だったのか教えてください。

井上
井上

もともと社長から「社員の家族に仕事への理解を深めてもらうことで、社員自身のモチベーション向上につなげたい」という話を聞いていました。仕事をしていく上で家族の協力は不可欠ですからね。そこで、私がメンバーとして参加する「サステナビリティ推進委員会」内のチームで、社員交流の一環として家族参観日を企画しました。2025年11月の土曜日に開催し、当日は5家族、15名ほどが参加してくれました。

真部
真部

まず、日本興業がどんな会社で、お父さんやお母さんが何をしているのかを子ども向けに説明しました。その後、工場を見学し、最後は「コンクリートでドーナツ作り」を体験してもらいました。このドーナツ作りは社員が考案したものなんですが、市販のシリコン製のドーナツ型に、本物のコンクリートと同じ材料を流し込んで、固まったら色を塗るなどしてデコレーションするんです。

清水
清水

私と真部さんは以前、別の社外イベントでコンクリートを使ったドーナツ作りを手伝った経験があったので、今回の家族参観日でも運営に関わりました。

参加者の反応はいかがでしたか。

井上
井上

私は当時で5歳と3歳の子どもがいるので、当日は参加者として家族を連れて行きました。仕事内容の深いところまでは分からなかったと思いますが、ドーナツ作りは純粋に楽しかったようです。後日、幼稚園で「パパの仕事場に行った」と話していたと聞きました。コンクリートは「コンクリーム」と覚えて、しばらくの間、散歩中にコンクリート製の構造物を見つけると「コンクリームだ!」と指をさしたりもしていましたね(笑)。

清水
清水

普段一緒に仕事をしている社員の方々が「お父さんの顔」になっているのを見て、新鮮でした。仕事で家庭を支えているんだな、と改めて感じましたね。また、本社部門にいると工場の方と関わる機会が少ないので、良い交流の機会になったと思います。

真部
真部

私も、普段関わりが少ない方々との交流が生まれたのは大きいですね。私は総務人事部で新卒採用を担当しているので、いろいろな部署の方にリクルーターをお願いすることが多いんです。こういったイベントで交流を持つことで、今後の仕事がしやすくなる面もあると感じています。企画の目的だった社員交流という点でも、手応えを感じました。

井上
井上

今回は試験的な取り組みでしたが、他の拠点、例えば他の工場で働く社員からも「うちでもやってほしい」という声が届いています。この取り組みを少しずつ全国に広げていきたいですね。

若い社員が生き生きと働ける職場に変えていく

若い皆さんが生き生きと働かれている印象です。

真部
真部

私は就職活動で初めてこの会社を知りましたが、説明会での社員の雰囲気の良さが印象的でした。入社してからも、人間関係で悩むことはありません。最近の就職活動では、学生さんは給与などの条件面と同じくらい「人」を重視するので、働きやすい人間関係は会社の大きなアピールポイントだと感じています。

清水
清水

入社前は、コンクリート会社と聞いて、もっと昔ながらの「3K」のような職場を想像していました。でも、会社説明会で訪れたときに、施設がとても綺麗で、若い社員の方々が生き生きと説明されているのを見て驚きました。入社してからも、70周年のプロジェクトや今回の家族参観日のような通常業務以外の活動に声をかけてもらえます。他の会社の事務職ではなかなかない経験だと思いますし、若い人に光を当てようという会社の気持ちを感じますね。

井上
井上

私が入社した10年前と比べると、若い人が本当に増えました。当時は私のフロアに20代がほとんどいなかったので。昔はもっと「硬い」雰囲気がありましたが、今は社員が働きやすいように環境を良くしようという動きが活発になっています。営業所を新しい場所に移転したり、オフィスをリフォームしたりといった変化も増えています。

清水
清水

新入社員研修の最後に、会社への提言を発表する機会があるんです。私たちの代では、同期と一緒に「女性用トイレを増設してほしい」「食堂が古い」といった働く環境についての改善提案をしました。そうしたら、その意見が実際に取り入れられて、今年、工場の食堂はリニューアルされて生まれかわり、トイレも前向きに検討してくれています。

井上
井上

長く働いていると、今の環境が当たり前になってしまって、疑問に思わなくなってくるんですよね。だから、新入社員の新鮮な意見はとても貴重です。社長も人事部門での経験が長く、働く環境の改善や「人的資本経営」に力を入れているので、若い人たちの声にしっかりと耳を傾けてくれるのだと思います。

リニューアル後の食堂

過去を振り返るのではなく、未来志向で

70周年プロジェクトも若手が中心と伺いました。

真部
真部

20人弱くらいのチームで、若手社員が中心です。「これまでの感謝を伝える」という大きなコンセプトはありますが、過去の周年事業で何をしたか、という話はあまり出てきません。振り返るというよりは、これから未来に向けて新しいことをしていこう、という雰囲気ですね。

井上
井上

プロジェクトは大きく2つのチームに分かれています。一つは日本興業の「技術力」を社内外に発信していくチームで、もう一つが「社員の交流の場」を作っていくチームです。私は交流チームにいます。遠方の事業所にいる社員など、まだ顔も知らない方がたくさんいるので、部門間の交流をもっと増やしていきたいと考えています。

さらに10年後の80周年の頃、会社がどんなふうになっていてほしいと思いますか。

真部
真部

働き方がもっと柔軟になっているといいなと思います。年間休日は私が入社する前から比べても増えていますし、最近ではオフィスカジュアルも導入されました。今後も、例えばフレックスタイムや時差出勤など、社員一人一人の事情に合わせた働き方ができるようになると嬉しいです。

清水
清水

私は、本社の建物にエレベーターができてほしいです。以前、足を怪我してギプスで生活したことがあるのですが、階段での上り下りは大変でした。妊婦さんや足腰が不自由な方、障がいのある方も含め、誰もが働きやすい環境になっていってほしいなと思います。

井上
井上

職場環境の改善はこれからも続けていきたいです。長くいると気づけないことも多いので、新しく入ってくる人たちが「変えたい」と感じたことをどんどん声に出せる雰囲気、そしてその声に応えていける会社であり続けたいですね。

取材日:2026年3月23日

日本興業株式会社

日本興業株式会社

香川家さぬき市志度4614-13
087-894-8130(総務人事部 真部)

製造業

暮らしの足元で安全を支える仕事
入社1年目から感じるやりがい

日本興業株式会社

創業以来、「美しく豊かな環境づくりに貢献する」を理念に、コンクリート二次製品(※)メーカーとして歩んできた日本興業株式会社。土木、景観、エクステリアの3事業を軸に、全国のインフラ整備や豊かな環境づくりに関わっています。土木製品では、地下水路等に使用される「ボックスカルバート」や雨水貯留機能を備えた側溝「アクアゲッター」、製造時のCO2排出を抑制する低炭素型コンクリート「Necoコンクリート」などが主力製品です。今回は、そんな日本興業の土木資材事業に異なる部署で携わる2025年入社の同期3人に、それぞれの仕事内容ややりがい、自身の成長について伺いました。

※工場で製造され、建設現場に運んで施工されるコンクリート製品のこと

取材日:2026年3月23日

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