ユニークな食文化を
伝えたい

ご近所にも世界にも届け! 讃岐の「食」を愛し・楽しむ2人の心!!

鍛治 匠

FM香川 制作技術部

2020年入社

鍛治 匠

出身地:大阪府

担当番組:JOY-U CLUB」「綾川・宇多津LOVERS

伏見 勇輝

瀬戸内海放送 ビジネス戦略U

2020年入社

伏見 勇輝

出身地:香川県

担当プロジェクト:SANUKI TABLE」等

所属は対談時のものです

Park KSBでは、さまざまなコンテンツを通じて、地域の食文化を発信しています。
飲食店を盛り上げる「ヒルペコ」、地元の食の宝を掘り起こすプロジェクト「SANUKI TABLE」、FM香川では“食いしん坊パーソナリティ”が「匠のキッチン」というコーナーを作り、リスナーに食の情報を届けています。

身近なおいしい物を発信することは、消費者への紹介だけではなく生産者への称賛にもなる。

お二人は「食文化」に関わる仕事をしていますが、それぞれどのような事をしていますか?

鍛治FM香川で毎週火曜日に担当している「JOY-U CLUB」という生放送の番組の中で、リスナーさんと香川の食についてよくやりとりをしています。「こんなお店がありますよ」「旬のこれがおいしいですよ」といったことをメッセージでもらっています。また不定期コーナーで「匠のキッチン」をしていて、香川県の農家さんや漁師さんからいただいた食材とレシピを使った料理に挑戦して紹介しています。

伏見僕は「SANUKI TABLE」っていう取り組みに関わっていまして、主にYouTubeチャンネルで週3回くらい、アメリカの西海岸に住む人をターゲットに「香川県の食」を発信しています。他には、子ども向けの「食の教室」や大人向けの料理を味わうイベントもしています。
鍛治さんも私もそうですが、生産者をはじめとする第一次産業に関わる人たちが思いを伝えられ、もっと尊敬され、生きやすくなる世の中にしていきたいです。

生産者が生きやすくなる世の中ですか

伏見おいしい食べ物を作っている生産者が、どういう時に自信を持てるかなと考えてみた時、周りの人から「めちゃくちゃいいじゃん!」と評価されることがあるといいのかなと思いました。だから食材や生産者の思いを、例えばYouTubeを通じて県内外の人に伝えて、「香川県にそんないい物があるんだ!」と気づいてもらえたら、ゆくゆくは生産者の自信や生きやすさにつながるかなと思っています。

鍛治なるほど。ところで、何でターゲットがアメリカの西海岸?

伏見ゆくゆくは香川の食を扱うECサイトみたいな展開を考えていて、それを考えた時に海外の人が買ってくれるとうれしいと思ったから、かな。

香川県の生産者はこだわり屋!自分たちも連携して良いコンテンツを作りたい。

取材ではどういう所に行きますか?

鍛治ラジオでのつながりや他のパーソナリティから教えてもらった農家さん、あと産直で偶然見かけた人に「今度取材させてください」って声をかけることがあります。
大きなファームがある有名な農家さんもいいですが、家庭菜園の延長レベルのような規模の中でこだわってお野菜を作っている人にも興味があるので、取材対象は幅広く考えています。ラジオの「匠のキッチン」のコーナーではレシピ紹介がメインですが、食に通じる面白い人の紹介もしていきたいです。

伏見「SANUKI TABLE」は香川でやっている食についてであれば何でも行きます。いろんな生産者や料理人を取材する中で、「めちゃくちゃこだわりをもっている人がこんなにいるんだ!」という気付きがあり、この魅力を県外の人や海外の人にも知ってほしいという思いが湧いてきます。

生産者や料理人などいろいろな人の所に行くのですね。取材先がかぶることもありますか?

鍛治まだですが、ゆくゆくはかぶると思いますね。

伏見「SANUKI TABLE」は週に3本ほど動画をあげているから、取材頻度は多い方だと思う。

鍛治結構行っているんだね。俺は不定期のコーナーだからな~

伏見KSBとFM香川はグループだから、取材先がかぶる時は何か連携してできるといいね。

鍛治いいね!やってみたい!

意外と伝えにくい食の表現。ラジオでは「テンポの良さ」「耳から味わうこと」にこだわる。

鍛治さんはラジオという「音だけのメディア」の中で、どのような工夫をして香川の食を伝えようとしていますか?

鍛治「音」ですね。調理の行程や外にいる時の周りの「音」。以前取材でニンジンの収穫をした時に、土から「コポォ!」って面白い音がとれたんですよ。そういう「音」を使いながら、編集でキュッとまとめる。ラジオのコーナーでは、8分ぐらいなので、インタビューや調理工程、レシピ紹介を入れるのでテンポ良く入れることを大事にしています。

伏見野菜を引き抜く音をリスナーに聞いてもらおうとするのは、めちゃくちゃ面白い。YouTubeのネタでも使おうかな。動画で発信していると、つい画面からの情報に頼りがちになって音をないがしろにしてしまうことが課題に感じているから、今後ASMRみたいなことにもこだわってみたら、もうちょっとうまくいけるんちゃうかなと鍛治くんの話で思った。

鍛治切る音も野菜によって個性が出るよね。「シャキッ」「トンットンッ」みたいな。
ラジオもそうだけど、YouTubeも「ながら見」「ながら聞き」をするから誰もがかじりつくように見たり聞いたりするわけではない。だから注意をひくためのフックは必要かなと思う。

YouTubeでも、人によってはラジオのような使い方をするので難しいですね。

伏見アメリカ西海岸の人はどういう見方をするのかな・・・全然想像できないから分からん。模索中です。

ご当地品種はもちろん、旬の違いにも感動してほしい!さぬきの「食」エピソード

仕事では「食」について考えることが多いと思いますが、2人はプライベートでもお料理をしますか?

鍛治とにかく何かを作るっていうのが好きなので、料理は好きです!
大学時代までは大阪の実家で暮らしていましたが、香川に来てからは1人暮らしで作り過ぎるし、おいしい物も多すぎるし、食べ過ぎて15㎏太りました。

伏見僕は自炊しないですね 。飲みに行きまくっています。1人で行く時もあれば複数人の時も。

正反対の回答ですね。ところで、香川の食べ物でおすすめはありますか?

鍛治「さぬきのめざめ」(アスパラガス)ですね!!もう本当に、全人類食べてほしい!と思っています。2月ごろにとれるびっくりするくらい大きな物がマジでうまいです!それとイチゴの「さぬきひめ」です。イチゴ農家さんに教えてもらいましたが、春の旬と冬の旬で味が変わるんです。

伏見これはすごい。なかなかマニアック。

鍛治さん、好きな食べ物の話になると表情が変わりましたね。本当に好きなんだなって伝わってきます。

仕事も食も「作ること」。食文化を通じて、自分自身のスキルも世界も広げていきたい。

2人とも入社後に編集を覚えたり、香川の食について学んだりと不慣れな事も多かったと思います。苦労もあると思いますが、この仕事は「自分の好きなことがやれている!」と感じられていますか?

伏見やれています。「0から1を生み出すようなことがしたい」と思い社会人になったので、企画みたいな工程から任せてもらえる今の仕事はすごくいいなと思っています。
テレビ局に入った理由は、バラエティが大好きで自分も作りたいなと思っていたからで、元々は制作志望でした。配属の結果、テレビではなく動画配信という形ですが、自分がやってみたかった何かを生み出したり作ったりすることはできていると感じています。

鍛治僕もそうですね。担当しているJOY-U CLUBという番組は、自分が喋り手であり、ディレクターであり、編集でもありみたいな、ほぼワンマンの番組なので自分が「これいいな」って思ったものは何でもやらせてもらえていると感じています。
元々ラジオが好きで、「いつか自分がいいと思ったことを発信できるパーソナリティになりたい」と思って入社した今、3時間あるJOY-U CLUBの中でいっぱい曲をかけていますし、お気に入りのアーティストにインタビューできますし、おいしかった食べ物の話も常日頃からできますし、やりたいことはできていますね。 もちろんそうじゃない部分もめちゃくちゃありますが。

今、仕事で頑張っていることは何ですか?

伏見とにかく目の前の編集作業です。スキルがゼロの状態からスタートしたので、撮影から編集までのレベルを底上げしようと、日々模索しています。
制作スキルを上げれば、今後「この飲食店で使っている食材はこの人が作っています」といったつながりをうまくつくることもできるでしょうし、食べ物だけじゃなくて、それを彩る器とかも紹介できる。そういう領域までやってみたいなと思っています。

これからもチャレンジを続けて、面白いコンテンツが出来上がることを楽しみにしています。ありがとうございました。

JOY-U CLUB」月~金曜日16:00~18:55

岡山・香川のランチ情報をお届けするテレビ番組「ヒルペコ
毎週木曜 深夜0:20放送

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