2022年中途入社
多田 正義
出身地:徳島県
Park KSBが大切にする夏の高校野球とは
KSB瀬戸内海放送では夏の高校野球岡山大会・香川大会の情報を全試合お伝えしています。
テレビ放送だけでなく、Webメディアでの速報や高校野球をピックアップしたセールス企画など、グループ全社がさまざまな部門で関わりながら、地元の球児やそれを支える人たちのドラマを伝えています。
夏の高校野球は、KSBが毎年力を入れているコンテンツですね。皆さんはそれぞれの部門でどのような仕事をされていますか?
山下私は記者・アナウンサーとして、球児や保護者など高校野球に関わる人たちを取材して、その「物語」をNews Park KSBで伝えています。また岡山大会、香川大会の準決勝と決勝は中継をするので、試合の様子を伝えたり、スタンドリポートで応援に来た人からお話を聞いたりします。
大河原私は高校野球の情報をWebで伝えるために、Webサイトの設計や構築など担当しています。Webサイトを見た人が番組にも興味を持ってもらえるような、また「みんなで高校野球を応援しよう」と思ってもらうきっかけとなるようなページを作っています。ちなみに以前は、番組で放送した内容をWebニュースとして配信する仕事をしていました。
テレビとWebでの情報発信ですね。山下さんは前回も中継などをされていましたね。振り返っていかがですか?
山下中継は特に緊張します。取材では、「旬」を逃さず目の前で起こっていることを瞬時に伝えること、相手の気持ちに寄り添うことを大切にしていますが、この2つが意外と難しいです。
大河原高校野球の裏側のストーリーにも注目ですよね。中継現場もリアルタイムならではの大変さがありそうだなと思います。
山下大変ですが、高校野球は担当のみんながチームになって、強い団結力を持って頑張れるのが楽しいです。
営業や編成の業務に携わる二人はどうですか?
田中営業はNews Park KSBの高校野球コーナーや特番などで放送するCM枠を使って、クライアントと一緒に高校野球を応援します。また高校野球の時期にテレビで放送する特別な応援CMがあって、その制作も担当しています。
多田私は、岡山・香川大会のテレビ中継に向けた番組編成の検討やネット配信を行うバーチャル高校野球などを担当しています。高校野球の中継対応を行うのは初めてなので、取り組みを理解し、業務を知る・慣れることを大事にしたいと思っています。
田中編成といったら高校野球全体をまとめるポジションですよね。夏の高校野球はグループ全社にとって心身ともに「熱い時期」と感じます。
不安なことや大変なことはありますか?
多田天気が怖いです!雨が降れば予定していた番組編成が全て狂いだしますから。試合が順延になった場合を想定し、番組編成も複数のパターンを考えているのですが、とにかく天気に恵まれ、予定通りに放送できることを祈っています。
田中雨が降ると試合順延とかになりますよね。決勝戦の中継ができなくなって、深夜の枠で試合結果を放送する場合は、営業もクライアントとの対応に追われます。
大河原イニング速報など、Webメディアも全体の管理を見直す必要がでてきます。
山下リアルタイムで動くからこそ、あらゆる対応が変わっていきますよね。
田中さんが担当している2023年の高校野球の応援CMは、どんな内容ですか?
田中異なるテーマで2種類作っています。1つは地元の高校生に出てもらう「高校球児応援CM」。2つ目は、「高校野球を応援しよう」だけでなく、「私たちも高校野球に元気をもらっているよね」といった内容のCMです。
多田こういうテーマのCMって今までは作っていませんでしたよね。
田中そうですね。実際、疲れたサラリーマンが高校野球を見て「俺も頑張ろう!」と奮い立つ内容は、多くの人に共感してもらえるのではないかと思っています。
山下誰かが頑張っている姿を見た人が「私も頑張ろう」と思える、高校野球はそういう力を生み出す何かがありますよね。「KSBはなんで高校野球をこんなに取り上げるの?」と疑問に思われるかもしれないけど、頑張っている人やそれを支える人の姿を発信して地域の活力につなげる力が、高校野球にはあるからでしょうね。
大河原大人になると高校野球は自分ごとになりづらいかもしれませんが、何かのきっかけで興味を持ってもらえるでしょうし、そこから私たちが作っている番組やWebコンテンツを見てもらいたいですね。
高校野球への意気込みはありますか?
多田以前、田中さんが「KSBの高校野球を中長期的なブランディングとして築き上げたい」とおっしゃっていたのですが、それって大事なことだなって思いました。
田中「KSBといえば高校野球」というイメージを地域にどんどん浸透させていきたいです。最もKSBグループが一丸となって取り組むイベントじゃないかと感じるくらい熱量が高くて、それってブランディングにつながるのではないでしょうか。
山下私も高校野球の取材を通して、そこから「KSBを応援したい」って言ってくれるようなファン層も作っていけたらいいなと思います。
大河原今はテレビで見てネットで検索するということも当たり前なので、検索した人が分かりやすい受け皿をちゃんと用意できるよう、縁の下の力持ちになりたいなと思います。
皆さんで力を合わせて、さらに地元の高校野球を熱く盛り上げ、Park KSBならではのブランドを作ってください。お話ありがとうございました。
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