2023年入社
大和 朋朗
出身地:香川県
~Park KSBの営業活動~
KSB瀬戸内海放送はテレビCMの提案を中心に岡山県・香川県・大阪府・東京都で営業を行っていて、そのうち岡山・香川エリアは現在KSBマーケティング・セールス(略称MS、2015年設立)が担っています。また、エフエム香川は高松本社と東京支社を拠点にラジオCMや番組の営業を、キャストKSBパートナーズ(略称CKP)の営業部は、香川エリアで広告代理店業務を行っています。グループ全体で多方面からクライアントに寄り添った課題解決ができるよう、日々努力しています。
みなさんはそれぞれ違う部署で営業に携わっていますが、それぞれの仕事の内容を教えてください。
大堀MS高松では、テレビCMを中心とした電波のセールスを、代理店と企業向けに行うのがメインですね。あとは香川県や四国の企業を直接訪問して、主にマーケティングの面での課題を聞くということもやっています。電波を売るだけじゃない、いろんな動きのなかで企業の困りごとを解決していくのが仕事です。
大和高松や岡山の営業だと企業の社長と直接会えるんですよね。そこは東京営業はちょっと違っていて、8割以上は代理店と一緒に仕事する感じで、クライアントに直接会える機会がなかなかないんです。だから、直接顔が見えない分、これって本当にクライアントのためになってるのかなと不安になることもあります。
大堀確かに、香川だと広報部がない会社もあるから、訪問したらいきなり社長に対応していただけることもよくあるね。でも東京営業は、最先端のマーケティングや広告について知る機会が多いからすごく勉強になるんじゃない?
大和確かにそういう部分はあると思います。でも僕はまだ経験が浅くて、まだまだそういったことは生かせていない気がします。今は、直接会えるごくわずかな機会にできるだけ先方のニーズや情報を聞き出してそれを提案に持って行くという点と、代理店の方やクライアントとの関係性の構築という部分をがんばっているところです。
高田さん、岡田さんはどうですか?
高田電波を売るだけじゃないという点では、大堀くんと共通する部分はありますね。ラジオ局だからもちろんラジオが核にあるんだけど、それに加えてイベントをするとか冊子を作るとか、いろんなものをセットにしながらお客さんのニーズに応えていく感じかな。あとはラジオって生活者との距離がとても近い媒体なので、交通安全とか防災とか、社会課題解決をテーマにした企画が多いですね。
岡田エフエムは本当にいろんな企画がありますよね。私もお客さんのニーズを聞いていて、あ、それならエフエム香川のこの企画が合うんじゃないかなって思った経験が何度かあります。
高田ありがとうございます。いろんな仕事という意味では、岡田さんもそうじゃないですか?
岡田そうですね。営業部に着任した当初に上司に言われたのが「この部署はなんでもできるよ」って言葉なんです。広告ならテレビでもラジオでも紙媒体でも、どんな媒体の仕事でもできるし、あとは何かモノを作ったり、イベントの運営とか、場を装飾したりとか。本当になんでもできるなってことを、今実感しているところです。
大堀よくMSにも相談に来てくれていますよね。
岡田そうですね。とにかくCKPの営業はどんな媒体でも使えるから、その分できることも多いし、自分もいろいろ引き出しを増やさなきゃなって思います。
大堀さんと大和さんは営業ひとすじですが、高田さんと岡田さんは他の仕事も経験していますよね。
高田僕の場合は、広告代理店も経験しています。でも、会社は変わっても職種はずっと営業だから、営業ひとすじではあるかな。岡田さんは営業に異動してどれくらい?
岡田私は入社してから広報とかウェブ関連を担当していて、営業に異動したのは1年ちょっと前です。前から広告とか地域の情報にはアンテナを張るようにしていましたが、営業になってさらにそれが強くなりましたね。新聞は毎日見るし、外回りしているときに空いている看板があったら「ここ、前は何があったっけ」と考えていますね。
大堀看板は僕もめっちゃ見ます!
高田営業のあるあるだよね。
大堀新規の飛び込み営業をする時期は、看板はもちろん見るし、意識して普段通らない道を走って新しい会社を見つけたりもしていました。それがもう習慣になって、休日でもあらゆる広告に目が行くように(笑)
岡田大堀さんとは、たまたま同じ企業にアプローチして、あとで聞いたら同じ広告を見ていたってこともありましたよね。
高田狭いエリアだから、結局みんな同じものを見ているってことはあるよね。そういうのは、東京営業ではあまりないんじゃないかな。
岡田高田さんはエフエム香川の東京支社長も兼務されているんですよね。
高田そうなんです。だからさっき大和くんが言った、東京の営業の大変さもすごくわかる。
大和そうですね、もちろん看板とか広告も見ていますが、僕の場合は、縁あって直接つながりができた企業としっかり関係を作って、それが出稿につながるように頑張っている感じですかね。
岡田それってうれしいよね。
大和そうなんです。コツコツ関係作りを続けてきたのが形になったって感じで。もっと「大和くんだから任せる」って言ってもらえるような仕事ができるといいなと思います。
Park KSBのグループ内で協力して問題を解決することもありますか?
岡田CKPは代理店なので、テレビ媒体ならMS、ラジオならエフエム香川と、それぞれ協力する場面は多いです。東京営業とMSもよく協力していますよね。
大和そうですね。たとえば全国展開している販売店などは、本部だけでは各地の店舗に手が回らないので、そういう部分を僕たちのようなローカル企業がフォローするのは大切だなと思います。
大堀そう、香川で開催するイベントでは、東京のクライアントの販促物を配っていますね。
大和本当にいつもMSさんには協力していただいて。ありがとうございます。
岡田MSの中にはウェブ解析士を持っている人もいるんですよね。それを生かした仕事もあるんですか?
大堀一応、全員試験を受けて解析士は取得しています。最初にも話したように、テレビの電波を売るだけじゃなく、総合的にクライアントさんの困りごとを解決するということが求められていくので。
高田じゃあ、テレビのCMを売りに行ってウェブの相談をされたらそれにも対応するってこと?
大堀そうですね。僕だけじゃ知識が足りないこともあるので、会社に持ち帰ってマーケティングが得意な人に聞いたり、あとはグループ会社のメディアミックス研究所(略称MML)に相談したり。
高田確かにウェブ関係ならMMLの得意分野だよね。
大堀さっき岡田さんが、CKPの営業は何でもできると言っていましたが、MSもそういうところはあるんです。課題を解決する上で、いろんなニーズにいろんな形で応える、その上でグループ内のいろんな分野のプロフェッショナルの力を借りる、その窓口になるのが営業だなと思っています。
最後に、これからの目標やクライアントと一緒に取り組んでみたいことを教えてください。
岡田去年は一年間の仕事の流れを追うのに必死だった面もあるけど、今年からはもっと「ちょっと相談に乗ってほしいんだけど」って声をかけてもらえるようになりたいなと思っています。あと、私は香川出身なんですが、高校の通学路にあって毎日目にしていた企業のCM制作の仕事を今担当させてもらっているんです。これって結構すごいことだなと思っていて。地元で自分の作った何かが流れるとか設置されるっていうのもうれしいことなので、そういう仕事にも関わっていきたいです。
大堀自分自身がいろんな知識を身につけて、テレビだけじゃなくあらゆる提案ができるようになりたいし、そうすることでKSBのファンを増やしていけたらなと思います。
大和今必要だと感じているのは、岡山香川というエリアの魅力を広めること。東京のクライアントって全国の局を相手にしているので、そのなかで岡山香川が選ばれるように、エリアとしてのプレゼンスを高めていくための動きをしていきたいです。そのうえで、僕だから任せてもらえるっていう仕事も増やしていきたいなと思います。
高田やっぱり大切にしたいのは、社会課題を解決することに熱心な企業であるという立ち位置。今営業のメンバーで力を入れようと話しているのは交通事故の撲滅です。ドライバーに一番近いメディアとして、そこに注力していきたいですね。あとは、もうエフエム香川じゃなくてもいいからラジオを聞いてくれる若い世代が増えたらいいなと。ラジオっておもしろいよねと若い世代に思ってもらうために、エフエム香川として何ができるかを考えていきたいです。