高校生と地元企業を
つなぎたい

地域が抱える“人手不足”という課題を解決するために
まずは地元企業と高校生の接点を作りたい

多田 安里

KSBマーケティング・セールス
高松本社営業ユニット

2020年入社

多田 安里

出身地:香川県

伊藤 大介

KSBマーケティング・セールス
岡山本社営業ユニット

2017年中途入社

伊藤 大介

出身地:福岡県

木多 颯介

ウィザード

2018年入社

木多 颯介

出身地:岡山県

【事業紹介】
瀬戸内海放送では、2020年4月からテレビ番組「高校生と見つける、私たちのSDGs」(以下「私たちのSDGs」)、2022年4月からはWEBサービス「高校生と見つける、私たちのSDGs探究ネット」(以下「探究ネット」)を通じて岡山・香川の企業や団体の取り組みを紹介しています。
高校生に、地元に素晴らしい企業があることを知ってもらいたい。将来的に、地元で働く選択肢を考えてもらいたいという思いで始まりました。

※「高校生と見つける、私たちのSDGs」番組ページ
https://www.ksb.co.jp/sdgs/

※「高校生と見つける、私たちのSDGs探究ネット」紹介ページ
https://www.ksb.co.jp/sdgs_tankyu/

「探究ネット」が地域の高校生にも企業にも役立つコンテンツに。

みなさんは「高校生と見つける、私たちのSDGs」や「探究ネット」にどう関わっていますか?

木多僕は「私たちのSDGs」の番組ディレクターなので、実際に高校生と一緒に企業へ行って現場で撮影の指示を出したり、それを編集して番組を作ったりしています。

多田私と伊藤さんは、岡山と香川の企業に「探究ネット」の取り組みをご案内し賛同いただける企業にはご協賛をいただいています。またコンテンツの制作部署と連携しながら、最新の情報が掲載されているかどうかの確認もしています。

伊藤KSBがグループとして取り組んでいる「私たちのSDGs」や「探究ネット」というコンテンツと、企業がやっている取り組みをつなぐ窓口という認識ですね。ほとんどの企業がSDGsに高い関心を持っていて、たまに「SDGsに関する取り組みをしたいと思っているけど何をしたらいいかわからない」とおっしゃる場合も、よくよく話を聞いていたら「今やってるそれがもうSDGsじゃないですか」というケースも多いなと感じています。

木多確かにそうですね。一方で、事業内容がそもそもSDGsっていう企業もありますよね。たとえばリサイクル関係の企業とか。番組ではその両方の企業をバランスよく紹介できているんじゃないかと思います。

多田多くの企業がSDGsの取り組みの必要性を感じているなかで、KSBが高校生に向けて作っている「探究ネット」が役立っているんじゃないかと感じています。こういうコンテンツがあるなら自社の情報も載せたいとか、そこに載っている情報を自社のSDGsの取り組みの参考にしたいとか。「探究ネット」が、単に高校生に企業の情報を届けるだけじゃなく、企業側でも何かしらの気づきを得るきっかけになっているケースもあり、広がりが出てきていると感じています。

木多制作する側としても、企業の担当者の方がいろんな取り組みを詳しく教えてくださるんですが、番組の放送時間に収めるために泣く泣くカットする部分が多くて。それを「探究ネット」で詳しく掲載できるという点でも、あってよかったなと思います。

高校生と接点のある番組が多いKSBだからこそ、できることがある。

SDGsに対する高校生の意識についてどう感じていますか?

木多番組が始まった頃に比べると、高校でも「総合的な探究の時間」という授業科目ができたこともあって、高校生のSDGsに関する知識はかなりあるなと感じます。

伊藤知識もあるし、意識が高い学生も多いですよね。就職活動のときに、受けようとする企業がSDGsの取り組みをしているかどうか、学生は結構見ていると思います。それは企業側も感じていて、だからやっぱり自社でSDGsの取り組みをしなきゃいけないと思っているし、「私たちのSDGs」も、リクルーティングという面でもアンテナを立てて、見てくださっていると思います。

多田どの企業も、SDGsに関する情報は自社サイトなどで積極的に出していますよね。あとはそういう情報を、いかに地域の高校生に知ってもらうかが重要。「探究ネット」ではSDGsの分野ごとに検索もできるので、そこに力を入れている企業の情報を知ることができるんです。高校生と地元企業をつなぐ接点として、まずは地元にどんな企業があるかを知るという部分で「探究ネット」が貢献できればいいですよね。

木多番組に出演する高校生は2人なんですが、実は撮影現場には出演する2人のほかにも毎回何人か来ているんです。それってやっぱり、その企業に多少なりとも興味を持っているからじゃないかと思います。

多田そうなんですか。それはうれしいですね。KSBは「私たちのSDGs」以外にも、「17歳からのメッセージ」や「ただいま仮免中」など、高校生と接点のある番組が多いですよね。だからこそ、高校生と地元企業をつなげる「探究ネット」も、KSBがやることに意味があるんじゃないでしょうか。

岡山・香川で働きたいと思う若者を増やしたい。

岡山・香川の地域課題について、番組制作や営業活動を通してどんな印象を持っていますか?

木多難しいけど…現場に行って毎回話題に上がるのは、やっぱり人材不足。とくに若い人がいないっていうことですかね。

伊藤それは絶対ありますね。僕も人手不足の話はよく聞きます。人口が減って若者が減っていくからある程度は仕方がない部分もあるかもしれないけど、たとえば岡山・香川の学生たちが東京とか大阪の知名度の高い会社に就職したいと思っているとして、僕たちは地元にもいい企業がたくさんあるよと伝えていかなきゃいけない。岡山・香川で働きたいっていう人が増えるように、企業の認知度を上げたり、学生と企業をつなげたりと、できることを地道に考えなきゃいけないと思います。

多田「探究ネット」は、高校生や地元企業だけでなく、学校の先生にも見ていただきたいですね。就職指導などで「探究ネット」を活用したりとか。そのためにも、もっともっとたくさんの企業の情報を掲載できるようにがんばります。

「私たちのSDGs」や「探究ネット」が、高校生と地元企業をつなぐ架け橋に。

今後「私たちのSDGs」や「探究ネット」に関わっていく上で、こうなったらいいなというビジョンはありますか?

多田香川県のすべての企業に探究ネットに登録してもらうことですね!

木多大きく出たなー!

多田「探究ネット」が、高校生と企業をつなぐ架け橋になれたら、地元の放送局としてとても意味のあることですよね。最近アクセス数も伸びているので、少しずつ興味を持ってくれている人が増えていると実感しています。

伊藤「探究ネット」の認知度も上がっているけど、企業から言われるのは、それがある上でテレビ局のパワーを使って、高校生と企業が直接コンタクトできる機会があればということ。堅苦しい就活セミナーとかじゃなく、地元を盛り上げている企業とこれから大学進学や就職を考えている若者たちが集まる場をKSBが提供してくれたらと。そういうことにグループとして取り組めたら楽しいですよね。

木多SDGsっていうもの自体への考え方というか、マインドの部分で、僕は印象に残っていることがあって。食品をおいしく長期保存する技術で食品ロスをなくそうと取り組んでいる企業に撮影に行ったとき、ある高校生が「SDGsって何かを我慢することだというイメージがあったんですが、おいしく食べるための技術だったら、なんかポジティブでいいですよね」っていう感想を言ってくれて。確かにそうだなって思いました。何かをしちゃいけないとか、こうしなきゃダメだから我慢しようみたいなことじゃなくて、より豊かにより楽しく暮らすためにやっていくという意識になると、もっとみんなが主体的にSDGsに取り組めるんじゃないかなと思いますね。

この思いを語ってくれた
人が働く会社

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