地域の中高生と大人を
つなぐことで
未来を創造できる若者を
増やしたい

地域の大人と若者をつなぐ「NPO法人だっぴ」

NPO法人だっぴは、未来を創造する若者を増やすために活動しています。今って進学や就職、余暇の過ごし方についても、周りに合わせたり目の前の選択肢からなんとなく選んだりしていけば十分楽しく過ごせますよね。でもそれよりもっと「自分はこういう未来を創りたい」という、意志ある未来を創っていってほしいと思っています。そのためには若いうちにいろんな人と会うことや失敗も含めていろんな経験をすることが大切だと考え、中学校や高校でさまざまなプログラムを導入したりワークショップを実施したりしています。たとえば「中学生だっぴ」「高校生だっぴ」というプログラムでは、中学校や高校に地域の大人たちを招いて5~6人の小グループに分かれて対話をすることで、若者にいろんな大人やいろんな生き方に触れてもらって、幅広いキャリアについて考えるきっかけを作っています。

KSBとのコラボレーションで探究のワークを開発

だっぴが持っているワークショップの手法とKSBの探究ネットを掛け合わせて生まれた2種類のワークを、岡山、香川それぞれで高校生に展開しました。岡山では夏休みにワークショップイベントを、香川は「総合的な探究の時間」の授業内でワークショップを実施しました。
ワークショップで手ごたえを感じるのは、参加している生徒からこちら側の想定を超えた発言や行動が出てきたときですが、今回KSBと行ったワークショップのなかでもそういったシーンがありましたね。この活動が、高校生たちにとって少しでも将来を考えるきっかけとなればいいと思います。一方で学校現場は今、教師が忙しすぎて新しい教育コンテンツを作る余力がないという課題を抱えています。そんな学校現場に、単にコンテンツだけ持ち込むのではなく、運用までパッケージ化した形で提案できるという点でも、今回のワークショップは効果的だったと思います。

キャリア教育だけじゃない、大人と対話することの意義

通常だっぴが行っているワークショップでは参加者にアンケートをとることがあって、そのなかに、自分と異なる意見や価値観を持つ人とでも、関係を築くことができると思うという項目があるんですが、それに対する「Yes」の回答がワークショップ前に比べてワークショップ後の方が増えているんですよね。それって、自尊感情とか自己肯定感の向上につながると思うんです。多様な価値観をもつ人と話すことで、相手と意見が違っても自信が損なわれることなく、相手が自分と違うということを受け入れることができるようになる。それによって、自分の考えを自分の言葉で表す力が養われたり、もっと他者に目を向けることが増えたりするかもしれない。私たちが提供する活動を通して、地域社会に対する当事者意識を育んでいってくれるとうれしいですね。

Park KSBの取り組み

その他の取組み

仲間を育む環境づくり

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