身近なSDGsに関心を持ってほしい

一人ひとりのアイデアを持ち寄って
社内にもっとサスティナビリティを

松木 梨菜

キャストKSBパートナーズ
クリエイティブ事業部

2004年入社

出晴 祐子

出身地:香川県

~Park KSBの凡事徹底~
Park KSBには、社内で5S(整理・整頓・清掃・清潔・自己規律)を浸透させるために活動する「凡事徹底」と呼ばれるグループ横断型のチームがあります。その中のSDGs分科会では、普段の業務や社内の活動を通して生まれるサスティナビリティに関する気付きを共有し、さまざまな企画を提案・実施しています。

「社会人として」だけでなく、「地球人として」の規律を

SDGs分科会ができた経緯を教えてください

出晴正式名称は、「凡事徹底よいことプロジェクトSDGs分科会チーム」といいます。凡事徹底のミーティングのなかで、社会人としてだけじゃなく地球人としても自己規律が大切だよねという話が出て、そこからSDGs分科会チームができました。

どんな取り組みをしていますか?

出晴毎月5日をサスティナブルデーとし、社員食堂の百菜家(ひゃくさいや)を利用する社員にSDGsについて触れてもらう機会を提供しています。たとえば、食べることはできない、しかしミネラル分豊富な牡蠣殻で作った肥料で育てた「里海米(さとうみまい)」を食べるとか、果実として食べるには旬を過ぎてしまった柑橘の果汁を搾ってジュースやドレッシングとして活用するなどです。最近はマイ箸運動という取り組みも始まって、これは毎月5日に限らない取り組みなのですが、百菜家のお弁当の割り箸を希望者だけに渡し、できるだけマイ箸を使ってゴミを減らそうという活動です。ほんの些細なことですが、活動を継続することで少しでもSDGsへの関心を持ってもらえたらと思っています。

百菜家以外での活動はありますか?

出晴はい。コーヒーかすの活用です。社内のコーヒーメーカーで毎日大量に出るコーヒーかすを、希望者に持ち帰ってもらえるようにしています。コーヒーかすは消臭効果があるほか、庭に少しまくと猫よけにもなるんですよ。KSB高松本社にも庭があるんですが、猫がフンをするのを防ぐために使っています。

SDGsは強要するものじゃなく、一人ひとりが気づいて取り組むこと

普段の生活でもSDGsを意識していますか?

出晴ものすごく意識しているわけではないですが、以前からゴミの多さには疑問を持っていました。何か買い物をすると包装紙や梱包材などすごくたくさんのゴミが出ますよね。日々ゴミ出しをするたびに、なんでこんなにゴミが多いんだろうと感じていました。だから買い物にはエコバックを持参したり、旅行の際にも必ず歯ブラシを持参したりして、できるだけゴミを増やさないようにしています。でも私よりも小学生の子どもの方が、学校で勉強していることもあってSDGsへの意識が高くて、子どもから気づかされることも多いですね。

確かに、ゴミの量は昔に比べて増えましたね

出晴そうですよね。凡事徹底のミーティングで「社内で違和感を覚えることは?」という話になったとき、百菜家で提供されるおかずが余っていることや、お弁当の容器が毎日大量のゴミになっていることを思い出して、単純に廃棄される食べ物やゴミが減ったらいいなと思って提案したんです。でも、SDGsとか環境に配慮することって、経済活動とは相反することも多くて。お弁当の容器を洗えるものにしたり、環境に配慮した素材のものに変えたりするとコストがものすごくかかるので、なかなかすぐには実行できないですね。今は、少しでも社員のみなさんに関心を持ってもらえたらと思ってできることから実践している感じです。会社や百菜家のスタッフさん、分科会メンバーなどいろんな人の理解と協力があってできたことなので、それはとても感謝しています。

活動を通して気づいたことはありますか

出晴やっぱりみんな忙しいし、便利なことに慣れているから、「わざわざSDGs」となるとなかなか実践するのは難しいと思います。でも、こういうのって誰かに強要されるものでもなくて、たとえば私の場合は毎日たくさんのものがゴミになっていくことに違和感があるから、自分では極力ゴミを出さないようにしているとか、そんなふうに自分が感じる違和感やモヤモヤを解消して気持ちよく暮らすためにすることが、SDGsにつながるといいと思っています。たぶんみんな、わざわざ口に出しては言わないけどSDGsについていろんなアイデアを持っているし実践している人もいると思う。そういうアイデアがたくさん出てきて議論や対話がなされるともっとよくなるのかなと思います。

この思いを語ってくれた
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その他の取組み

仲間を育む環境づくり

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